この度、北陸新幹線「小浜・京都ルート」延伸計画に対し、経済的合理性の観点と京都が誇る水資源・文化的価値への影響を深く懸念し、京都の地域企業・各種団体・個人有志が結集した「京都の水と文化を守る会(略称:K-BLUE / Kyoto Business for Local Urban Ecologies)」が発足いたしました。
本会は、持続可能な社会のあり方を問い直し、京都らしい経済活動の未来を守るための署名活動を開始いたします。
つきましては、下記のとおり発足会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
【発足会 開催概要】
- 日時: 2025年7月19日(土)14:00〜16:00
- 場所: ラボール京都2階(〒604-8854 京都市中京区壬生仙念町30-2)
- 主催: 京都の水と文化を守る会(K-BLUE)
- 参加費:無料
- 参加申し込み:下記申し込みフォームからお願いします。
https://forms.gle/b4VquTz5LjDkyUBn9
【プログラム】
時間 内容 登壇者
14:00~ 発足宣言 / 京都の水と文化を守る会 代表 宗接 元信(株式会社ヘルプ社長取締役)
14:15~ 来賓ご挨拶 / 聖護院 門主 宮城 泰年 様
14:35~ 基調講演
「なぜ北陸新幹線京都延伸に反対するのか」/ 長野 宇規 様(神戸大学農学研究科准教授)
15:35~ 質問タイム
16:00 閉会
【基調講演者プロフィール】
長野 宇規(ながの たかのり)
神戸大学農学研究科准教授。2002年京都大学大学院農学研究科博士(農学)取得。文部科学省総合地球環境学研究所を経て、2008年より現職。専門はリモートセンシング、農村計画、バイオエコノミー。南丹市美山町田歌区住民。
【設立の背景】
北陸新幹線「小浜・京都ルート」計画は、5兆円を超える巨額な費用を投じて超大なトンネルを掘削するものであり、その経済的合理性には大きな疑問符が投げかけられています。
加えて、この計画が京都の貴重な水資源と文化に与える影響は計り知れず、100年、200年先の未来にまで及ぶ可能性があります。
昨年、京都仏教会が京都府知事および京都市長へ延伸反対意見書を提出し、多くの人々に勇気と希望を与えました。
また、先日には京都市議会がトンネル建設ルート反対の決議を採択し、これを受けて松井京都市長も懸念の解決なくして国策の実現は厳しいとの見解を表明しています。
このような動きに連なることで、本会は「文化と自然を尊ぶ社会」という新たな選択肢を、ここ京都から全国、そして世界へと発信していくことを目指します。
【ご賛同・ご協力のお願い】
本活動にご賛同いただける企業、団体、個人の皆様には、以下の形でご支援をお願いしております。
- 賛同連名のお願い: 多くの企業の連携を示し、活動の影響力を高めます。希望される場合は、ホームページに掲載されます。連名は企業・団体に限らず、屋号などでも賛同出来ます。
「正式名称」「代表者名」「住所」「電話番号」を下記アドレスまでお送りください。※スペースの関係上、省略する部分があることご了承ください。(例)株式会社→(株)
送り先:info[アット]kyoto-blue.com - 署名活動へのご協力: 個人の署名は、名前を出さずに署名ももちろん出来ますが、本名でもニックネームでも公開可能で、メッセージも公開することが選べるような作りになっています。
従業員や取引先の皆様にも署名を広めていただくことで、より多くの声を政府へ届けることができます。
署名フォーム:https://kyoto-blue.com/form - 賛同協賛金のお願い: 本活動を継続し、広範囲に情報を収集・発信していくため、賛同協賛金のご支援をお願いしております。
詳細はこちら:https://kyoto-blue.com/about
【本件に関するお問い合わせ】
京都の水と文化を守る会(K-BLUE)事務局(NPO法人ハーモニーきょうとまちづくり事業部内)
お問合せ先: info[アット]kyoto-blue.com
公式HP署名サイト:https://kyoto-blue.com
Facebookページ:https://www.facebook.com/Kyoto.Business.for.Local.Urban.Ecologies
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